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梅雨を快適にのりきろう!〜カビ・ダニ対策〜
6月といえば梅雨の季節ですね。高温多湿の日本は梅雨から夏にかけてジメジメした日が続き、カビ・ダニにとって絶好の住みやすい環境となります。
最近では木造住宅に代わって、機密性の高い住宅が増えてきたため、風通しが悪く、カビやダニにとってますます居心地のよい環境をつくっているようです。カビ・ダニを寄せつけない対策をしっかりこころがけて、梅雨を快適にのりきりましょう。
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1 カビについて知ろう!

梅雨と切っても切れないカビ。実はカビの胞子はとても小さいので目には見えませんが、いつも空中に浮遊しています。室内のどこかにカビが好む環境があると、その場所にカビの胞子が付着してあっという間に発育を始めます。これが、"カビが生えた"という状態なのです。
カビが発生する条件には次の4つがあげられます。

カビの発生条件とは?
温度
カビの生育の適温は摂氏25〜30度付近ですが、カビの種類によっては0度以下や40度以上でも生育が可能です。
湿度
湿度が70%を超えると、カビが発生しやすい環境になります。また、湿度が高くなるほどは生育できるカビの種類が増え、カビの生育も活発になります。
栄養分
畳や、畳の上に落ちているチリなどもカビの栄養源となります。また、畳以外にも有機性の建材であればカビの栄養源となります。
酸素
他の生物と同じように、酸素がないとカビも呼吸ができません。生育するために酸素を必要とします。
カビ対策のポイント

イラスト ◆こまめに換気をして乾燥させる
朝、起きたら窓を開けて空気の入れ換えをしましょう。一日中窓を閉め切った状態にしておくと、室内に湿気がこもり大切な家具や服・靴までカビが生えてしまう恐れがあります。キッチン・浴室を使うときは必ず換気扇を回す習慣づけをしましょう。

イラスト ◆「冷蔵庫に入れておけば安心」は禁物
モチやご飯などの炭水化物は、冷蔵庫に入れていても、胞子がついてから5〜7日でカビか生えてくるほど、庫内はカビにとって栄養の宝庫なのです。「冷蔵庫に入れておけば安心」という油断は禁物です。

イラスト ◆雨の日はエアコンや除湿器で換気を!
湿気を取るために、いつでも換気扇を使ったらいいというものではありません。雨の日は湿気を家に入れてしまうことになるので逆効果。エアコンや除湿器などを使うようにしましょう。

イラスト ◆エアコン・フィルターのお掃除を!
エアコンのフィルターはきちんと掃除をしておかないと、内部で増殖したカビの胞子を部屋にまき散らすことになってしまいます。フィルターは月に1回以上は掃除をしてください。エアコンを運転する前には窓を開け送風運転をして胞子をとばすこと。スイッチを切る前も送風運転してエアコン内をよく乾燥させることを忘れずに。

イラスト ◆水槽や観葉植物は風通しの良い場所へ!
水槽や観葉植物は室内の湿度を上げてしまいます。
梅雨時期だけはできるだけリビングではなく、風通しの良い玄関や窓辺などに置いたほうが良いでしょう。


2 ダニについて知ろう!

ダニは人間と共存する生物で、家庭の中で見つかるダニは約30種類といわれています。
ほとんどのダニは人間を刺したり吸血したりはしませんが、問題になるダニはツメダニなどの刺すダニやイエダニなどの吸血するダニ、チリダニなどのアレルゲンになるダニなどです。

ダニの発生条件とは?
1 エサ
食べカス、人のフケやアカ、ペットの毛、お菓子の食べこぼしなどがダニの大好物。種類によってはカビなどを餌とします。
カビが発生しやすい場所はダニにとっても絶好の環境になっているので要注意です。
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2 高温多湿
ダニもカビと同様に梅雨の時期の高温多湿を好み、生育の適温は摂氏25〜30度付近です。
3 隠れる場所
畳、カーペット、布団、ソファー、寝具、ぬいぐるみなど、ちり・ホコリのたまっている所がダニの住家です。たくさんのダニと卵があると思ってください。
ダニ対策のポイント

イラスト ◆掃除機は、隅々まで、念入りに
ダニを退治するには、ダニのえさをなくすことも大切なポイント。隅々までていねいに掃除機をかけることで、ダニの好むエサが取れるばかりでなく、ダニやその死骸、フンも吸い取れます。

イラスト ◆布団の天日干しを習慣づける
たっぷり水分を含んだ布団は、湿気がいっぱいでダニの温床です。こまめに天日干しをして、日光消毒をしましょう。取り込むときはよく叩き、掃除機をかけて残ったホコリやダニの死骸を吸い取ると良いでしょう。

イラスト ◆畳の上にカーペットなどを敷かない
畳の上にカーペットや上敷きを敷くと、畳が吸収した湿気が発散できず、湿気がこもった状態になってしまいダニの発生を助けます。

イラスト ◆年2回程度「畳干し」をする
畳の湿気を取りのぞくためにも、年2回程度よく晴れた日に畳干しをしましょう。


梅の雨と書いて「梅雨」。元々は中国の揚子江流域で、梅の実が熟しはじめるころ長期間雨が降り始めることからこう呼ばれるようになったとか。この季節はカビ・ダニの繁殖とともに、食中毒が発生しやすい環境になります。十分にご注意ください。